チルソクの夏

GYAOで「チルソクの夏」を見ました。
出演:上野樹里 水谷妃里 桂亜沙美 三村恭代 山本譲二 夏木マリ
となっていたので、上野樹里主演なのかと思いきや、水谷妃里主演でした。何故、上野樹里がトップになっている!?

日韓の高校生の交流を描いた映画という程度の予備知識で見ました。あまり期待せずに。
でも、意外によかったです。


舞台は1970年代後半の下関。下関の女子高生と釜山の男子高生が陸上競技大会で出会い、恋に落ち、一年後の大会での再会を約束して、文通を始めます。今なら、下関と釜山なら簡単に会いに行けるし、メールやLINEで簡単に連絡が取れますけど、70年代後半ということで手紙しか交流手段がないのです。そして、日本を快く思わない韓国人と、朝鮮人に対する偏見を持つ日本人・・・
そういう時代背景の中、文通を続ける二人の初々しい高校生の姿に、すがすがしい感動を覚えました。