「独裁者」じゃない？でも「独裁政権化」している
中央日報の
【社説】「独裁者」質問への集中攻撃は正しくない＝韓国（中央日報）
が興味深い。
この「独裁者」質問というのは
のこと。
何が興味深いかというと、これ↓
「野党は独裁者だと言うが、どんな感じか」という質問は、ＫＢＳと青瓦台（チョンワデ、大統領府）のインターネット掲示板を熱くした。「無礼だ」という抗議と非難があふれた。質問を擁護したアナウンサーは謝罪の言葉を載せ、擁護コメントを残した同僚は集中非難を浴びた。文大統領過激支持層による無差別攻勢だ。文大統領支持層のこうしたゲリラ式攻撃は今回に限らない。
社会主義国家はほとんど無くなり、残った国も中国をはじめ、もはや市場経済を導入し資本主義化し、貧富の差も拡大している。すなわち、社会主義国家は社会主義でもなんでもなく、単なる一党（あるいは一族）独裁国家のことを意味するようになっている。
あまり経済とか政治とかのことはよくわからないけど、こういうのを見ると、社会主義というのは、独裁主義に至る必然性を持っているとしか考えられない。
韓国の文政権与党は社会主義政党ではないだろうが、いわゆる左派政党。政権そのものが、あるいは大統領個人がどう考えているか知らないが、やはり自分たちと異なる考えは許さないという考え。すなわち、独裁主義傾向にある。
大統領本人は独裁者という指摘にそれは違うと否定したそうだが、支持者がこんなことをしても、それを野放しにしているというのはすなわち容認しているということだ。大統領や政権を批判すると攻撃を浴びせられることがエスカレートしていくと、やがて大統領や政権の批判ができなくなる。文大統領は独裁者じゃないというのであればそれなりの対応を取らないといけない。彼なら「自分がやらせているわけではないのにやめろと命令するのはそれこそ独裁者」とでも言いそうだが・・・
