めぐみへの遺言

横田滋/横田早紀江著「めぐみへの遺言」を読みました。

正直なところ北朝鮮への拉致問題は私にとってなんというか嫌な感じでした。メディアでの取り上げ方や政治家の言動とか。
でも、実は、そういうのはメディアや政治家が悪いのであって、横田夫妻ら自身も快く思わないまま世論喚起のためにメディアの取材に応じたりしていたことがわかりました。
メディアや政治家の不誠実な態度は本当に不愉快。
後は救う会の本末転倒な言動も。

韓国の慰安婦問題もそうだけど、支援団体というのは本来支援するために結成されたはずなのに、運動そのものが目的になるというおかしなことが起きやすいようです。

とにかく、政府や政治家は真剣に北朝鮮と向き合って欲しいです。
もしめぐみさんが本当に生きているなら横田夫妻が元気なうちに対面できることを祈ります。