だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」

浅羽祐樹/木村幹著「だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」」を読みました。

浅羽祐樹と木村幹という二人の韓国研究者が対談という形で、韓国の解説をしている本。
韓国というのはどういう国なのか、どう理解すればよいのか、何故日本にとっては理解しがたい要求をしてくるのか、など日本人にとって色々と謎がある韓国ですが、この本にはその謎を解くヒントが満載です。
対談している二人は大局的には似た考え、視点を持っているのですが、個々の現象・できごとについては必ずしも考えが一致しているわけではないというのがおもしろく、また読者自身が考えたり判断したりする材料にもなります。

個人的には非常によい本だと思いました。チョーお勧め。
韓国に関心を持っている人はもちろんですが、韓国に対して理解できないという思いが強い人が読むとよい本だと思います。