読書
C・クレマン著「皇妃エリザベート ハプスブルクの美神」を読みました。 ハプスブルク家末期の皇妃エリザベートの話。写真や絵がふんだんに使われているので、本文読まずに写真や絵だけを見るだけでもおもしろいかも。でも、反面、全てのページに写真や絵が…
廣橋猛著「素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた」を読みました。 緩和ケア医が人の死について書いた本。 きっちり緩和をすればほとんど苦しむことなく死ぬことができるそうです。 モルヒネなどは危険と思って嫌がる人が少なくないらしいのですが、…
ソンデフン著「韓国人も知らない 朝鮮王朝史」を読みました。 「韓国人著者による、マニアックなくらい詳しい朝鮮王朝の歴史」 とのことでしたが、知らないことはほとんどありませんでした。 韓国人は知らないかもしれないけど、私は知っている・・・ 朝鮮王…
黒田福美著「それでも、私はあきらめない」を読みました。 韓国通で有名な女優の黒田福美が朝鮮人特攻隊員の慰霊碑を韓国に建立しようとしたものの、韓国の反日団体の妨害に遭い建立できなかった話を書いた話。 う~ん・・・、韓国・・・。 ちょっと許せない…
石井光太著「原爆 広島を復興させた人びと」を読みました。 広島市の職員として被爆し、広島復興に尽力し後に市長になった浜井信三、原爆資料館初代館長の長岡省吾を中心として、建築家の丹下健三、被爆者の高橋昭博の話をまとめたもの。 広島の原爆資料館や…
中野京子著「怖い絵 2」を読みました。 中野京子の本は過去に2冊読んだことがあって、これが3冊目ですが、この人はうまい!私のように絵心の無い人間に対し、絵はどう見ればよいのかをうまく説明してくれる。 この本はタイトルの通り怖い絵の解説書。怖い絵…
村松静子監修「11人の看護師が伝える、おだやかに逝くヒント」を読みました。 訪問看護師が自身の看取りの経験について書いた本。 人が死ぬというのはつらい。本人も家族も・・・
鈴木みき著「地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」」を読みました。 地図が読めない人向けにマンガで地図の読み方の基本の基本を解説した本。マンガなのでサラサラっと読めます。 実は私は子どもの頃(中高生頃)、…
朴永圭著「朝鮮王朝実録 【改訂版】」を読みました。 近くの図書館に無かったので、取り寄せてもらいました。図書館から本が届いたという連絡をが来て、受け取りに行ったら、めちゃくちゃ分厚い本で・・・。ページ数496とのこと!ちょっとひるみました。これ…
日経SYSTEMS編「Redmine超入門 ITの現場全員が使い助け合う最強の無料プロマネツール」を読みました。 現在の職場に移った頃は、基本的には自分の専門分野の研究だけをしていればよかったのですが、最近、色々と仕事が増えて来て、自分でもどれをどこまでや…
新人物往来社編「ハプスブルク 恋の物語 七〇〇年王朝に秘められた不倫・政略・愛憎の歴史」を読みました。 ハプスブルクの人を何人かピックアップして、恋や結婚などを中心に記述されている本。三部構成で、一部、二部はハプスブルク家の関係者なんですが、…
「ハプスブルク帝国 ヨーロッパに君臨した七〇〇年王朝」を読みました。 ハプスブルク家の皇帝などを1人につき見開き4ページ程度で解説した本。 「系図が欲しい。人物関係がわからん!」と思いながら読んでいたら、一番最後に系図がありました。最初に載せて…
牧野愛博著「ルポ絶望の韓国」を読みました。 朝日新聞ソウル支局長の著者がちょうど朴槿恵前大統領が弾劾されているときに書いた本。ということで、朴槿恵時代の韓国の総括といった感じ。 「絶望の」などとやや過激なタイトルをつけていますが、ごく普通の…
中野京子著「名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語」を読みました。 先日読んだ「名画で読み解く イギリス王家 12の物語」と同じ著者の本。イギリス王家がおもしろかったのでハプスブルク家を読んでみたのです。 イギリス王家同様、名画で読み解く・・・…
キャサリン・ホーア著「古代の神と王の小事典7 イギリス王家」を読みました。 「小事典」というだけあって、まさに事典。在位が593年頃~625年のレドワルドから始まって現在のエリザベス2世まで、それぞれ(あるいは2人で)1ページか2ページでまとめています…
藤まる著「時給三〇〇円の死神」を読みました。 読書メーターか何かで知って、図書館に予約を入れて長い間待った本。 ・・・なんですが、イマイチ。 何か、著者が「ほら、感動するだろう。どうだ?泣けただろう?」と言い続けているような感じのいやらしさを…
徳永哲哉著「登山力アップの強化書 遭難予備軍と呼ばれないために」を読みました。 サブタイトルの「遭難予備軍と呼ばれないために」の通り、プロ山岳ガイドである著者が山登り初心者が知っておくべき知識やノウハウを教えてくれる本。 文体が講習会等での説…
小手鞠るい著「ある晴れた夏の朝」を読みました。 アメリカの高校生が広島・長崎への原爆投下について賛成派と反対派にわかれてディベートをする話。 テーマが原爆なので、原爆について深く考えさせられます。 多分、子ども向け(中高生?)の本だと思われる…
[書評]ハルモニはなぜ絵を描くことを怖がったのか(ハンギョレ) 할머니는 왜 그리기를 두려워했을까 (한겨레) 「慰安婦」被害者女性たちと 美術の授業を行ったイ・ギョンシン画家 自己美化せず率直な回想 ハルモニにとって戦争は現在進行形 ‘위안부’ 피해…
高橋純子著「仕方ない帝国」を読みました。 前前から読もうと思っていた本です。著者は朝日新聞の記者で、一部書き下ろしもあるようですが、基本的に朝日新聞に載った文章を集めた物。話し言葉を文章にしたと言うのか、考えをそのまま文章にしたというのか、…
中野京子著「名画で読み解く イギリス王 12の物語」を読みました。 子どもの頃、世界に興味を持っていなかったこともあり、高校の社会でも世界史を選択せず、その後も特に世界史にあまり関心なく生きてきたので、イギリス王家についてもほとんど何も知りませ…
金慶珠著「恨の国・韓国 ―なぜ、日韓は噛み合わないのか」を読みました。 この10年、韓国に関する色々な本を読んできて、自分の中で韓国についてはほぼ完結しています。つまり、もう韓国については十分理解したと思っています。 この本は恨をテーマにして書…
スーザン・キャンベル・バートレッティ著「ヒトラー・ユーゲントの若者たち 愛国心の名のもとに」を読みました。 ナチス・ドイツの少年組織であるヒトラー・ユーゲントの話。元ヒトラー・ユーゲントの人からの聞き取りをもとに、物語風に書かれたもの。おそ…
ハン・ピルォン著「韓国 古い町の路地を歩く」を読みました。 建築学の大学教授である著者が、建物とか都市計画とかの視点で、韓国の歴史ある街を歩く。紹介されている街は、密陽、統営、安東、春川、安城、江景、忠州、全州、羅州。 BOOKウォッチの書評「日…
矢木毅著「韓国の世界遺産 宗廟」を読みました。 素敵な本でした。 宗廟の解説をしつつ朝鮮王朝の王家の解説をする・・・って言うか、朝鮮王朝の王家とはすなわち宗廟なんだね~。 ってことで、朝鮮王朝オタク必読の書です。 でもね、読みながら思った。「朝…
水野直樹編著/庵逧由香編著/酒井裕美編著/勝村誠編著「図録 植民地朝鮮に生きる 韓国・民族問題研究所所蔵資料から」を読みました。 「読みました」というか「見ました」です。 タイトルの通り、植民地朝鮮に関する絵・図がメインの資料が収められています。…
宋基淑著「朝鮮東学農民戦争を知っていますか?立ちあがった人びとの物語」を読みました。 我々世代は子どもの頃「1894年東学党の乱(甲午農民戦争)」とならいましたが、最近は東学党の乱とは言わないようです。そして、我々世代が東学党の乱について学校で…
六草いちか著「いのちの証言 ナチスの時代を生き延びたユダヤ人と日本人」を読みました。 前半がナチスドイツでユダヤ人を助けた日本人の話、後半がナチスドイツで殺されずに生き残り、かつ今も生きているユダヤ人の話。 素晴らしい本です。超お勧め。 特に…
中目智子著「独学英語 英語との幸せなつきあい方」を読みました。 英語の勉強法に関する本は私がよく読んでいるジャンルの一つです。この本は、こうやりましょう、ああやりましょう、的な書き方ではなくて、英語が必要な「僕」に英語の達人(?)の「ミズE」…
柚木麻子著「さらさら流る」を読みました。 何でこの本のことを知ったのか覚えていませんが、少し前に図書館に予約を入れて先週順番がまわってきたので、韓国への往復の飛行機でおおよそ読み、今日読み切りました。 全く予備知識無しで読みました。一体どう…